ヘリコプターで東京都心から成田空港までたったの18分でアクセス!プラン詳細とメリットとデメリットについて

成田空港は東京からおよそ50キロほど東にあります。国際線の多くが成田空港を発着するなど日本の玄関口でもあります。そんな成田空港と東京都心を一般的な交通機関で移動しようとすると電車、高速バスもしくは自動車になると思いますが、今回はヘリコプターを使っての移動をご紹介したいと思います。今回ご紹介するプランは飛行機に搭乗される方もしくはされた方のみへのご案内となっております。

ヘリ移動のメリットとデメリット

メリット

1つ目は、目的地に早く着けるということです。ヘリコプターの巡航速度は約200km/hで、目的地まで可能な限り直線距離で到達することが可能です。これは新幹線以外ではたとえ200km/hで走行できたとしても直線距離で移動することは限りなく不可能に近いでしょう。

2つ目は、所要時間は一定だということです。局地的な大雨などで迂回せざるを得ない場合以外は所要時間が変わることはほとんどないです。しかし車では大型連休やお盆休みや年末年始には渋滞にはまってしまい何時間も余計にかかってしまうこともあるでしょう。

3つ目は、景色が圧倒的に良いということです。空からの景色が飛行機とは違い、高高度を飛行しないので下の景色がよく見えます。また飛行機の窓のような小さなところからではなく左右両方の窓から壮大な景色を見ることができてしまいます。

デメリット

1つ目は、料金が高いことです。タクシーなどと同じように電車や車と比べたらかなり高いです。

2つ目は、天候によっては飛べないことです。天候の変化など、さまざまな情報・状況を考慮し最終的にパイロットが飛行可否の判断を行っていて、晴れていても、雲が低かったり風が強かったりすることで安全基準を満たさない場合に飛行不可という判断になることがあります。

天候についてAIROS Skyview | ヘリコプタークルージングは、天候判断は前日の夜7時までに連絡されるので出発当日に急に飛べなくなってしまい飛行機に乗れなくなると言うようなことは起こりません。

アクセス

東京から成田空港へ

東京発着は東京ヘリポートを使います。電車でお越しのお客様はJR京葉線、東京メトロ有楽町線または東京臨海高速鉄道臨海線で最寄駅である新木場駅まで行っていただき、新木場駅より都営バスの1番バス乗り場 若洲キャンプ場前行きもしくは2番バス乗り場 東陽町前行き または 新木場循環 に乗車してください。5分ほどで東京ヘリポート前に到着するので下車してください。

お車でお越しの方は、事前にナンバーの申請を行っていただければ搭乗される方は無料で駐車場をお使いいただけます。

成田空港到着後はヘリポートから旅客ターミナルまで10分ほどの車移動がございます。

成田空港から東京へ

成田空港での集合場所は搭乗される便によって変更になるので、詳細の場所に関しましては、ヘリコプターのフライトが確定後ご案内差し上げます。

到着するヘリポートは上記と同じく東京ヘリポートです。

機内での携帯電話、スマートフォン、カメラの持ち込みでの撮影は可能となっていて、機内でもヘッドセットによる通話ができます。しかし、東京ヘリポート内では撮影が禁じられています。

料金、所要時間比較

都内と成田空港間の考えられるルートとしてヘリコプターの他には電車、高速バスもしくは車を利用する方法があります。

料金としては最安料金なのがエアポートバスが運行している、高速バスの利用の1,300円です。

電車利用は日暮里と成田空港を36分で結ぶ京成スカイライナーが安くて早いです。成田エクスプレスは新宿の他池袋や横浜発着の列車もあり、日暮里以外から乗り継ぎ回数を少なくアクセスすることができます。

自動車でのアクセスは都心からだと1時間ほどです。高速代金は片道約2000〜2500円で、走行距離はおよそ60kmです。

所要時間 料金
ヘリコプター 18分 32,780円〜
スカイライナー 36分 約2,470円
50~60分 (高速代)  約2,240円

(ガソリン代)約700円

高速バス 60~70分 1,300円
成田エクスプレス 70~80分 3,272円

まとめ

成田空港へのヘリコプターでのアクセスはとにかく早く着きます。長期休暇や大型連休には家族連れなどで大混雑し、空港に向かう道中は飛行機に乗りくれるかもと心配になったり、帰りは、長時間のフライトで疲れが溜まっているにもかかわらず渋滞や列車の混雑に見舞われうんざりします。ヘリコプターならそんなことは気にせずに移動できてしまうので東京都成田空港の移動を考えていられるのなら、次回の選択肢にヘリコプターという手段をぜひ検討していただきたいです。